【場外戦14】
(2016年1月24日のこと)
裁判の証拠を固める為、先日、香港へ行った。
五日間、ホテルから出ることも無かった。
中国共産党中央委員会幹部の秘書の力を借りて、藤井一良と藤井の父、藤井健夫の戸籍を取り寄せてもらったのだ。非常に高くつく取引だった。
手渡された資料を見た。
呉也凡、原名藤井健夫、漢族。湖南省生まれ厦門戸籍。漢族。ID350203195307074016。日本への渡航歴無し。
目を疑った。
日本に来たことも無い漢民族が、 日本人の名前を名乗っている。
その前に、父親が中国人で母親も中国人なら、藤井一良はどうやって日本人に成り済ましているのだ?
アルファアイティーシステム中国、藤井一良の経営する中国の会社の登記情報も手にした。
http://www.alpha-it.cn/
南昌智科軟件科技有限公司


平成27年11月25日に開かれた平成26年(ワ)2779号事件の証人尋問で、藤井は「中国のアルファアイティーシステムは自分が社長として立ち上げた」と証言した会社だ。
ところが、この登記には、『呉思国』という名前が代表者であると出ていた。そして、株主は呉也凡。藤井一良の父親だ。
呉思国、これが藤井一良の本当の名前だ。
『思う国』
工作員に相応しい名前だ。
登記をよく見ると「内資会社」と記載されている。
内資とは、100%中国人の会社と言う意味だ。
ということは、藤井一良は中国人だ。
彼は二重国籍保持者では無い。
二つのアイデンティティを持つ男なのだ。
福島瑞穂の工作で、中国人はやすやすと複数のアイデンティティを持つことができるのか。
証拠は揃った。
ただし、判決は三日後。
証拠の提出期限はとっくに過ぎていた。
TO BE CONTINUED